名古屋名物ひつまぶし
もう10年ほど前でしょうか。名古屋に行った折、名古屋名物を食べようとよったお店が、あつた蓬莱軒。
「蓬莱軒のひつまぶし」として名古屋では有名な名物料理です。蒲焼きにした鰻をどんぶりやお重ではなくお櫃(おひつ)のご飯に直接載せ、それを自分でお茶碗によそって食べます。
そのときにちょっと代わっているのが、独特の食べ方です。一杯目はそのまま何もせずに食べ、二杯目は付いてくる色々な薬味を混ぜて食べ、三杯目はそこにだし汁をかけお茶漬けにして食べます。考えてみるとあまり上品な食べ方ではありませんが、自分の好みに合わせて食べられる、とてもおいしいお料理です。
一度に3種類の味が楽しめますが、もちろんその中で自分の好きな食べ方をしてもOK。私はお茶漬けにして食べるのが好きで、一杯目、二杯目は少なめに、三杯目をたっぷりと食べます。
ひつまぶしは安くても2,000円以上と、いつでも気軽に食べられるお値段ではありませんが、夏の土用の丑の日が近づくとついつい食べたくなるご馳走です。
東京にはひつまぶしのお店が少ない
ところが、残念なことにひつまぶしのお店はまだあまり東京には進出していません。
もともと東京には鰻重の文化があり、東京でも鰻専門店が多くまだ東京の人にはなじみがないせいでしょうか。
最近はなぜか、ひつまぶしの二杯目に近い、鰻とご飯を混ぜて、薬味を添えた、「ひつまぶし風弁当」などを見かけることがありますが、本格的なひつまぶし専門店はありませんでした。
東京で食べられるひつまぶしのお店とは
しかし、最近、東京にもいくつか名古屋の本格的ひつまぶしが食べられるお店が出来てきました。
一つめは以前から東京都内でひつまぶしを出していた、
江戸前東京ひつまぶしの老舗、平八(江戸川区)
築地魚河岸より仕入れるうなぎを紀州備長炭で焼いたひつまぶしが名物のお店です。
江戸前ひつまぶし 2530円
一膳目はそのままで、鰻本来の味を
二膳目は切り海苔、胡麻をトッピング
三膳目は、お好みの薬味でお茶漬け風に
三味一体変わった鰻の味をお楽しみください。
平八ホームページ
二つめは
本場名古屋ひつまぶし うな匠 ヨドバシ秋葉原店
JR秋葉原駅下車すぐのヨドバシカメラ秋葉原店8F
ヨドバシAKIBAにオープンしたひつまぶし専門店です。
ひつまぶし 2,300円
二段重ねひつまぶし 3,300円
もう一つが
ひつまぶし名古屋 備長 銀座店
JR有楽町駅徒歩3分 銀座マロニエゲート12F
ひつまぶし 2,800円
上ひつまぶし 3,800円
特上ひつまぶし 5,500円
究極ひつまぶし 8,900円(うなぎの量が通常の3倍!)
どのお店も2,000円以上といつでも気軽に、というわけにはいきませんが、一度食べたらまた食べたくなること必至のひつまぶし、是非一度食べてみてくださいね。